日々行っている中国貿易業務についての話。

日々行っている中国貿易業務についての話。

 

筆者は、中国貿易の専門家として、長年ビジネスを展開しています。中国貿易の特徴は、中国貿易企業との取引は、貿易決済は、米ドルを中心に行いますが、中国国内企業の場合は、米ドル決済ができない人民元決済で商品の取引を行います。

 

よって中国貿易の場合は、為替について言えば、ドル相場に影響されます。人民元とドルも相場で変動はしますが、基本的には、ドルベック制度になっており、ドルに連動する形になっています。中国人民元の裏付けは、ドルの外貨準備高や米国債をベースにドル資産をもっていることが、中国人民元の裏付けになっています。最近は、中国もドル資産以外にもユーロや他の資産にも分散投資をしているようですが、基本的には、ドル資産をベースに人民元の裏付けにとしています。

 

中国企業と筆者は、常に貿易取引をしていますが、決済方法は、基本的にTTキャッシュで取引する場合が多いです。まれに、L/Cで行ったことがありますが、銀行手続きと手数料の問題を考えれば、筆者が取扱商品は、建築資材が中心であり、超高級品を扱うことでないので、人民元と、銀行決済で、ドル決済を行っています。最近は、便利な昨日があり、送金会社アプリ経由で、日本からも中国のお客様の有WECHAT PAYやアリペイに直接人民元決済ができるようになったので、中国との海外取引は、ものすごく便利になりました。

 

 

筆者が中国貿易を始めた20年前には、考えられない進化です。ということで、専門的な貿易決済を昔行ったような仕組みを通さないでも取引できます。筆者が始めた頃は、外貨管理局が、外貨取引のすべてを管理しており、中国企業取引する際にも貿易権がなければ取引できず、貿易権の持った企業は、中国の外貨管理局にて、外貨と人民元の両替をして、決済するという面倒な手続きでした。それで、その外貨管理局で両替証明がなければ、海外に商品を輸出できなかったという仕組みでしたので、なかなか面倒な作業でした。

 

今でもその名残は残っているようですが、基本的には、一般商品の場合は、さほど難しくありません。弊社もかつては、自社で通関士や決済担当の社員を雇って貿易決済をしていましたが、今は、基本的には、上海の物流会社と業務提携をして、物流会社の貿易部の名義で細かい商材輸出の手続きをおこなっています。

特に、弊社がおこなっている建築資材の輸出に関していえば、複数ヶ所の商材を、一旦、上海などの中国の国際港の近くの倉庫に搬入をして、一つのコンテナに入れて輸送する手続きをしていますので、そのような場合、毎回決まったロットで仕入れ、保管をするのではないので、これは、流通倉庫で、使用面積ごとでリースする契約のほうが、固定で倉庫を借りるよりコストがかかりません。

 

筆者が2002年、上海の保税区で働いていたときは、保税倉庫の管理者として仕事した経験もありましたので、貿易倉庫業の仕事も経験していますので、その業務についてわかっていますが、基本的には、提携企業の流通倉庫に搬入して、中国全土から仕入れたいろいろな建築資材、インテリアを日本などの海外に輸出するビジネスを行っています。

 

中国貿易を始めた頃は。この業務がおもろくて、ブログ等で色々紹介していましたが、今は、目新しさがなくなったので、あまり書かなくなりましたが、お客さまから依頼があれば、中国のどこのメーカーからでも仕入れ交渉をおこなって日本向けに輸入手続きを行っています。特に建築系の資材調達は、日本の現場に合わせてサイズや質、色合い、素材が違いますので、簡単にできものを買ってくるということができません。建築系の貿易で重要なことは、メーカーとの商品の制作依頼の交渉であります。貿易決済は、瞬時日本にいても、できる時代になりましたので、難しさがありませんが、複数商品の場合、輸入する際に、上海などにリースする流通倉庫への搬入タイミンを合わす打ち合わせがあります。それで、コンテナに積載して、中国側の通関処理、商品検査を終えて、日本の港につけば、一安心です。ただ、壊れやすい商品の場合、破損の可能性がありますので、その点は梱包など厳重にする必要があります。

 

ということで、筆者の行っている貿易業務の世界について少し説明してみました。

不動産は、すべての空間に値段をつけて商売のネタにできるビジネスである。日本のフィールドは、一等地は、外資に完全に負ける可能性が大きい。今の円安問題。

□不動産は、すべての空間に値段をつけて商売のネタにできるビジネスである。日本のフィールドは、一等地は、外資に完全に負ける可能性が大きい。今の円安問題。

 

不動産ビジネスの面白さは、地球上の空間のすべてが商品になるということが言えます。空間対して所有権や使用権を与えてその権利が商品になるのです。国家の収入である固定資産税も、不動産の空間に対して、発生しているのであり、国家もこれで税収という名目でビジネスを展開しています。

 

さて、筆者がいる港区3Aエリアは、(麻布、赤坂、青山)不動産価格の下落しない地域として有名な場所です。筆者は、麻布地区で不動産業を行っていますが、どこでも坪単価300万円以上という値段がついています。これは土地価格ではなく、マンションなどの物件の値段もそのような単価で販売されていますので、他の地域と比べても、軍を抜いて高いと言えます。つまり、不動産価格というのは、人気商売ですので、人気のあるエリアは、必然と高い価格がつきます。利便性と人気です。あとは、物件のデザイン性、築年数、耐久性、また、土地ならば間口や前面道路がどうなっているか?近隣とのトラブルがあるか?などを考慮して、価格は決まっていきます。

 

不動産の仲介ビジネスは、売り買いをした人のマッチングビジネスになります。これは、お見合いビジネスと同じですので、対象が広ければ、確率は高まります。つまり、広い範囲の人にアプローチできることが、結果、当たる確率を高めるといえます。さて、筆者は、そう考えたときに、日本だけでなく外国人にもアプローチしてみようということで、今の不動産ビジネスを立ち上げました。はじめからほとんど、外国人のお客様に売却して商売をしたということになります。外国人にも日本の不動産に関心がある人が多くいるという事実に驚きました。

 

日本は、法的に外国人の不動産取得について、厳しい規制もありません。物件の所有件数についての制限もないというのが、日本の特徴です。ただ、最近は国の重要施設の隣地の場合、外国人の所有対して制限をかける法案がありましたが、それまでは、事実上、なにも日本国民と外国人の購入には制限がなかったと言えます。

 

そこで、日本に居住していない外国人が日本に不動産を購入するには、どうすればいいのか?という問題点があります。日本人ならば、役所にいって、印鑑証明を取得して、実印を押して、売買契約書を交わし、法務局にいって、移転登記をすれば、いいだけの話です。ここで、日本に居住していない外国人の場合は、印鑑証明の取得ができません。その場合は、公証人役場で、サイン証明という登録をします。外国人本人の本国の住所登録をしている公的書類とサインか印鑑を公証人役場で登録をして、その登録を印鑑証明代わりにするということで、移転登記が可能になります。

 

ある意味、日本は簡単でいいですね。非居住の外国人であっても公証人役場のサイン証明とお金を支払えば、日本の不動産オーナーになることができます。

 

それで、基本的に安定した家賃収入を得れる不動産オーナーになれるのですから、日本の不動産投資は、外国人から人気が出ている理由は、わかります。中国でも大家業をする人が多くいますが、物件所有数の数量制限があるために、資金があるかということで、大量の物件を仕入れる事ができないという現状がありません。

 

よって日本の不動産の目が向くのです。日本は、資金があれば、何部屋物件を所有しても、全く購入数の規制がないからです。

 

それが、中国と日本の事情の違いです。これは、空間ビジネスにおいて、重要なポイントになります。ある意味、日本で人気のある空間エリアは、日本人が所有するのが難しいという事態が起こっていると言えます。日本の一等地の土地建物は、多くが外資所有となっています。これは価値が下がりにくいものへの投資は、資金量が多く、投資規制のほぼない日本は外資による投資に日本人投資家が勝つのが難しいということが言えます。

 

今、円安になっていますので、これでは、ますます日本の一等地の空間は、外資に買われることになるでしょう。

 

この円安問題、日本人の社会は不況で、円安です。しかし、機関投資家からみて、日本の金利は低いということで、担保力のある外資投資グループにとっては、日本は格安販売しているようだと映るでしょう。

 

今の空間ビジネスを見ているとそんな感じがします。

 

中国貿易のビジネスについて語る。車に関する貿易について

中国貿易のビジネスについて語る。車に関する貿易について

 

筆者の企業のスタートは、2004年に上海で会社を立ち上げたのがスタートです。日本企業向けの貿易代理店として、中国企業と日本の企業をマッチングをさせて、中国企業でOEM生産や、オーダー製品を製造して、中国から海外へ輸出するのが、主な事業です。この事業は今でも行っていますが、この件についてブログで語ることが少なくなったので、一番長く行っている事業について語ることにします。筆者は、2005年から2010年までは、中国ビジネスについての多数のセミナーを開催してジェトロ、商工会議所、青年会議所、アリバア、北京大学のEMBAの講師なども行いましたが、突然、中国ブームが去ったこともあり、その後、体調不良などがあり、活動停止しています。ブログも過去は相当書きましたが、最近、まったくこのジャンルのことについて文字にしていない、考えていないということもあり、これから、自分の中のノルマとして、貿易についての文章を書くことにします。多数の貿易に関するサイトを立ち上げていますが、あまり動かしていません。それでは、だめですね。ということで、筆者の一番長く行っている中国貿易ついて好きなことを買いいていきます。

 

中国貿易で、実は一番面白かったのは、中国製自動車部品を南米のコスタリカに輸出していたときでした。コスタリカから突然連絡あり。中国メーカーの自動車部品をコンテナで輸送してほしいという依頼でいた。お客様は、中南米でナンバーワンのユダヤ経営の自動車会社です。はじめは、取引に心配しましたが、さすが、信用したら金払いは良かったです。考えてみれば、ユダヤ人と商売したのは、あの時が最初でした。さて、当時は、中国はいまほど自動車大国ではなかったのですが、中国は民族系自動車メーカーという国産自動車メーカーも多数あり、そこの部品調達を依頼されたのです。どうやら、中南米向けに中国国産メーカーの車を輸入しているそうですが、部品供給が悪く、それを補うために、仕入れを依頼されました。中国には自動車部品を専門的に取り扱う市場がいろいろありますので市場で問い合わせて部品調達しました。自動車部品の値段を知れば、驚きますが、ラジエターとか日本は相当高いとおもいますが、中国の市場では、その10分の1以下の値段で売っているのです。この値段差はなんだとおもったのですが、中国での部品調達の仕事を数年おこなったことがありました。話は、変わりますが、最近、中国の国営メーカーで中国政府要人の車「紅旗」という車が日本に輸入が始まりました。あのクオリティーを見て驚く人がおおいのですが、中国の自動車メーカーも昔はめちゃくちゃパクリでしたが、今はデザインは、外国の一流企業で働いていた中国人や外国人技術者がデザインセンターを中国で作り車を製作しているので、正直、日本車はデザインでは勝てなくなってきました。あとは、耐久性勝負ということになりますが、日本車が中国車より有利になるのは、30万キロを超えたくらいから、価値が出てくると言われています。中国車でも30万キロほど走る車は普通になってきており、タクシー利用などしない限り、耐久性の差を一般ユーザーが明確に違うということが言えない所まで来ています。

 

日本には、中国車の輸入規制がありますので、簡単に入れることができないので、中国車を見る機会が少ないですが、紅旗の日本国内での販売に刺激をうけた中国メーカーが日本に正規販売店を作るところも増える可能性があります。電気バスとしては、中国メーカーが日本でも走っています。深センのメーカーになります。

 

いずれにしろ、中国からの乗り物が日本に多くやってくる日は、非常に近いと思います。すでに、自転車、電気自転車、電気バイク、電気スケーターなど電気ものは、中国製が日本でも相当輸入されています。特に今後考えられるのが小型電気自動車の世界です。中国にはたくさんの小型4輪自動車メーカーがあります。

 

高速道路に乗る必要ない買い物専用の小型特殊自動車は、車検もいらず、地方都市での需要は軽自動車に変わる需要があるかと思います。また、ガソリン代が高騰している今だから、格安の特殊電気自動車は、市場が今後できてくると思われます。20万円から30万円で帰る小型特殊電気自動車ということが実現できればこれはスクター代わりに買う人が地方都市では多いでしょうね。そう思います。

 

デザインだけ日本人が好むものにすれば、このジャンルの商品を中国のメーカー発注をして作るのは面白いと思っています。中国の汎用品の部品は安いので、安全面はどうだという声はありますが、それなりの技術力もった商品が格安で仕入れられます。そう考えるとビジネスチャンスはあるジャンルですね。

 

日本国内でいると国際ビジネスを行痛いと思っても、対応に歯がゆいことがある。しかし、日本は、日本語を話す日本文化の理解できる人には、いい国でしょう。

日本国内でいると国際ビジネスを行痛いと思っても、対応に歯がゆいことがある。しかし、日本は、日本語を話す日本文化の理解できる人には、いい国でしょう。

 

日本企業の外国人対応が苦手という問題が、国際ビジネス場で、遅れを取っています。その理由について考えてみれば、インターネットの発展のおかげで、世界中が瞬時につながることが可能になりました、筆者も貿易業では、中国とのやり取り、国際金融では、米国や欧州のやり取りを行っています。法人は東京と香港にありますが、リモートで香港の会社は動かしています。会計事務所に丸投げですが、ビジネスの組み立ては、日本にいますが、外国との対応を行っています。つまり、ビジネスのプレイヤーがどこにいるのか?ということは寛永なくなっています。インターネットを通じて常時接続可能な時代に、外国人対応が苦手です。という日本の大企業の対応には驚きます。正直、これでは、世界は瞬時に世界中の人が連絡を取り合ってビジネスを進めていますが、日本だけ完全にガラパゴス化で、孤立していることになります。特に金融の世界は、Swift ネットワークやブロックチェーン技術などを使って、資金が瞬時に移動する世界になっています。つまり、国際決済が瞬時にできる時代に、国際的な対応業務が世界中と瞬時におこなうことができなければ、完全に世界から排除されるということが言えます。

 

筆者は何を言いたいのかといえば、コロナの影響で、ここ2年半以上も日本から海外に行くことができないと、どうも、日本式のなかでどっぷりいると、いろいろ対応面で感じることがあります。

 

しかし、国際ビジネスという観点で日本のフィールドを見れば、いろいろ困ることがありますが、日本人のためのサービスという点だけ、日本語対応ということになれば、日本はいい国ということになります。

つまり、日本という国は、日本語を話しする日本人のための国であって、外国語で対応を求めるグローバルな地球人には、不向きな場所といえます。

 

ですから、どんな場所でもよい点、悪い点があります。

 

筆者、日々、インターネットで外国とつなぎ、ビジネスの組み立てを協議するのがおもろく感じて生きています。

日本国内向けのビジネスでも、最近は、日本の商習慣というものが理解できてきましたので、バイリンガルとしての対応をしています。やはり、筆者は、20代前半から外国にでかけ、外国でビジネスをしてきましたので感覚が日本人社会に馴染めていませんが、最近は、少しなれてきているようにも思います。

しかし、筆者としては、日本で生活していた時間が日本でずっといた人に比べて同世代にくらべて15年ほど短いですから、日本だけのフィールドで戦うとズレが生じますので、それを分析すると、外国の考え方や、モノ、サービスを日本のビジネスと結びつけるというジャンルだけにこだわってビジネスをすることが重要かと思っています。人には、得意不得意がありますので、得意な部分を伸ばすということに特化するべきかと思っています。

筆者自身考えるリスクについての事柄、

筆者自身考えるリスクについての事柄、

 

日本のビジネスに於いて、「リスクマネージメント」という言葉が非常に目立っているように思うのである。物事を考えれば、必ずリスクは、つくものです。リスクを考えて、未知数のことをチャレンジしなければ、結論、何も見えてこないことが言えます。つまり、多少のリスクであっても、「やっちゃえ」という気持ちが、超えられない領域を超えることができると筆者は、常に考えています。

 

極論をいえば、人は生まれてきたら、必ず死にます。どんな結果であっても生まれてきて生きて、時間が経てば死ぬことは、確実に逃れられません。

 

そのことを常に、筆者は考えています。筆者は、体調が良くない部分もありますので、いつかそれが悪化すれば、どうしようもない状況になります。2013年に両目が失明したことがあります。大変なことを経験しています。現在も常にリスクが有ります。いつそれが発症するか、終わるかわかりません。前回は助かりましたが、常に終わりがあることが意識の中で感じています。リスクを感じて何かをやめるのか、終わってもいいからなにかにチャレンジするのか?といえば、目の前に感じることをやって、結果がどうでも受け入れるというスタンスが筆者なりの考えです。その考え方は無責任といわれるかもしれませんが、結論からいって、人生など、いつが終わりの時期がくるのか、その日がこないように必死に延命しても、どんな結果になるかなど、自らコントロールが難しいと言えます。よって、そのことを考えれば、チャレンジしないより、チャレンジしたほうがいいというのが、筆者の考え方です。

 

これは、大きな病気をしたことがある人なら必ず経験するはなしかもしれませんが、筆者も慢性病と失明という経験から明日ブラックアウトしても、なにかに向かう意思はあります。

つまり、リスクだけ考えて何もしないで終わるなら、なにかして終わったほうがいい。たとえできなくても、自分の人生だと考えています。家族もいますので、それは迷惑な話言われますが、慢性病の疾患というのは、本人が意識していようが、数字だけみれば、ある程度

悪い結果が見えてきますが、日常生活でなにがなにか本人は、全くわからないというのが、この手の病気の怖いところです。

さて筆者は、常に思考ということを重視しています。確かに、思考だけで何かができるはずはありませんが、思考までが悪化すると、もう人生は、終わりになると同じことです。よって、どんなことも常にチャレンジすることが重要と考えています。

なぜ、文章を書いているかといえば、なにか生きたということを書いておきたい気持ちがあるのです。

 

たしかにビジネスのために文章を書いている面もありますが、それだけではありません。文章を書くことで、筆者が何を考え、何を行動しているかの記録を残しています。

 

デジタルコンテンツの世界は、どこまでこのテキストデーターが残るかわかりませんが、確実に今の技術力では、デジタルコンテンツは、作成者が死んだあとも残ることになります。300年後に発見されたデジタルコンテンツということが、今後あるのかもしれません。

 

いずれにしろ、筆者は、もう20年以上もブログを書き続けています。一時期、失明して文字が見えないときを除いて書き続けています。その内容が、第三者から見て、楽しい内容か、ためになる内容かは、別として、自分が書きたいこと、訴えたいことを書くことにしています。

 

やはり、文章を書くということで、思考がどうなのかをもう一度見つめ直すことができます。

不思議なものです。

 

話が脱線しましたが、筆者自身には、常に体調管理という面でのリスクがあることで、ブレーキをかけなければならいこと、制限されることがありますが、思考だけは邪魔されたくないという考えがありますので、常に文字を書くことで、何かを発信しています。

「儲かる」「金」 赚钱 ! 投资!発する言語が結果を作るのか?

□「儲かる」「金」 赚钱  ! 投资!発する言語が結果を作るのか?

 

筆者の人生のうちで、20年以上中国との関わりでビジネスをしてきましたので、どうも中国ビジネスが頭から抜けません。中国語を話しときは、完全に中国語の脳になっています。

そこで、思ったことがありました。中国語脳と日本語を話しているときでは、どちらがビジネスについて考えているか?といえば、言語で多用する単語が、その思考を決定するという筆者の理論がありますので、中国語では、「お金」「稼ぐ」「投資」という意味の中国語を多用します。中国人との会話で、その単語が出てこないことがないくらい、朝から晩まで金の話をしています。どうすれば儲かるか?つまり、思考すべて商売についての考えているのです。

 

筆者は、日本に帰ってきて、東京での生活も長くなってきましたので、最近、急激に日本人化が進んでいます。もともと筆者は日本人ですが、中国に20年近く行ったおかげで、中国化が進み、日本に戻ってきてから中国人みたいと言われましたが、最近は、すっかり、日本人としての感覚になりました。そこで、日本脳になると、どうもお金をどう稼ぐか?ということの話の単語が中国語に比べて使う機会が少ないということに気付きました。

 

メディアの影響もありますが、無駄だ、お金を使うことは良くないという洗脳的な記事が多く見受けられ、そのような思考では、日本の所得があがることはないと思いました。つまり、稼ぐことを良くない、お金を使うことを良くないという洗脳的な意識を周囲の発する言語によって、人間の思考が稼げない世界にしているのではないかと言えます。つまり、24時間、金儲けについて考えている人と、そうでない人では結論、結果が変わってくることになります。

 

日本は、ある意味、いい人になりたがる傾向がありますが、それでは、完全に外国に負けてしまうことが言えます。つまり、人の思考は、常に発する言語の数でその思考の傾向と結果が決まってしまいます。

 

今の日本の傾向を見ると、いい人になろうとする傾向が強く、我慢に我慢をしすぎて、限界を超えると自殺家、おかしな事件を引き起こすという極端な結果を生んでいると思います。

 

よって、感じることは、常に自分の考えていることに自由であることが大切です。常識という人生のチャンスを壊す事を考えるのでなく、限界を超えた思考を常にもち、周囲から非常識だとおもっても、思ったことは貫く精神が、それが最高だということが重要だと筆者は思っています。ある意味、お前の話していることは、ただの無責任な会話だと言われそうですが、筆者は、すべての人生に起こることに責任など取れることがありませんので、無責任であることが重要だと思っています。ただ、善意か、悪意であるかという判断が大切になります。善意であることが重要であります。そうであれば、多少無責任であっても、自分の考えを貫ける、話せることで、何かを生み出す事ができると思います。日本の景気低迷を見て思うことは、常識という檻にいる結果、そこから飛び出す思考がないので、今の日本はイノベーションが起こりにくいと考えています。

 

筆者も、常に常識という魔界に取り憑かれては行けないとおもって生きています。ですが、日本人として生きていけば、どうも思考が影響されます。よって、外国で外国人として生きると可能性を感じるのは、これは、究極に無責任で自己の要求の達成に生きるからです。よって、発言もそんな発言になるので、「お前中国人みたいだ」と言われたのですが、大陸で生きるには、それくらいの感覚でなければ無理だと言えます。

話は戻しますが、現実化したい物事について、積極的に言語を並べることが結果になるといとを今日は書きたかったのです。どうでしょう?

 

寸断されていく世界観を見て感じること、第三者の影響を受けずに、常に自分の頭のなかで俯瞰的に世界を捉える。

寸断されていく世界観を見て感じること、第三者の影響を受けずに、常に自分の頭のなかで俯瞰的に世界を捉える。

 

筆者は、日本の経済について常に関心を持ってみています。特に、国際情勢には、常に真剣に情報を集めようとしています。ただ、日本のニュースだけに情報源を頼ると、どうもクローズした環境で洗脳されるような気分になります。

 

商売と政治は違うといっても、日本のメディア報道は、必要以上に一定方向に向いて報道することから、社会論調がすぐに、同じ方向に向く傾向があります。日本は、ある意味すごいことは、国民意識のマインドコントロールできる仕組み、メディアにおける意識統合を力は、非常に強いと感じます。それは、日本語という特殊言語で、世界に日本のみで通用する言語をつかっていることで、意識の鎖国をするのは、非常に簡単な国であることが言えます。

 

よって、大きな意見と違う方向性を論じることは、この国では、村八分似合うことを意味しており、長いものに巻かれることを良しとする傾向が非常に強いことが言えます。

 

さて、それを論じるには、理由があります。それは、筆者は、中国ビジネスを手掛けていますので、政治の方向性に非常に影響を受けるということが言えます。商売は自由であるといえるのですが、日本国内では、中国とのビジネスは、すでに国民感情では、敵視するような感覚を感じます。

 

これは、中国人も日本について色々いいますが、日本人の中国敵視度は、非常に厳しい所まで来ています。たしかに、中国の政治家の強気な発言に対して、メディアは、非常に反応していますが、これについては、中国人の方が冷静ということがいます。

 

政治家生命をかけて、弱い発言をすれば、失脚をするということがあり、中国国内向けに、強い発信力をして、プロパガンダであるといえますが、これを鵜呑みにして、日本でも強硬路線の中国という報道が続くと、実際のことをいえば、対中投資をしている日本企業も多数ありますが、日本では中国について語る事ができないという雰囲気があります。

 

筆者は、今はビジネスの中心が東京になっていますので、東京で中国ビジネスについて語ることは、今はどうもまともな話に聞かれない傾向があります。確かに、怪しい投資話を広めている中国人ブローカーや、中国人と組んでいる日本人ブローカーが多数いますので、その影響があるのかと思います。

 

さて、弊社としては、そのような波に影響されないように自分のスタンスを守ってビジネスを考える必要があると思っています。

 

 

自営業者は、ビジネス対するマインドが重要です。ターゲットにしたいことがあれば、確実に実行するという探究心がなければ、無を有にすることができません。つまり、探究心と持続力、それと、忍耐力です。

 

今、日本の中でマイナス報道の多い中国情勢ですが、政治家の発言だけを見て、今の日中関係はどうか?ということは、考えるのは意味がありません。地球儀を見て、宇宙から見たときに、何を感じるかというマインドが重要です。つまり、ビジョンです。

 

さてコロナで完全に国際関係が寸断されて、ブロック経済化が進んでいますが、そんなときこそ、俯瞰的に地球を見て、自分の立ち位置を遠くから物事考える事が重要だと思います。

 

最近は、日々そのようなことを考えて生活しています。

 

 

 

筆者のビジネスは、基本的にはインターネットを使った空中線でのビジネスの組み立てを考えていますので、どのようにしたら利益が出るかを考える必要性があります。

 

 

外国人居住エリアが日本にも必要か?人口減少する日本のソリューション

外国人居住エリアが日本にも必要か?人口減少する日本のソリューション

 

そろそろ、外国人観光客の入国の緩和がはじまってきました。外国人の訪日観光客が増えるに従い、いろいろビジネスについて考えることができるようになりました。筆者は、7年前から東京都の宅建業者として不動産業界でビジネスを始めていますが、基本的には、外国人相手の商売をしています。初めて不動産貸し、販売したのも外国人ということになります。筆者自身は、中国での生活が長く、中国人の友人の紹介などがあり、中国人対応の不動産屋としてビジネスを展開しています。といっても、不動産業者として登録した2015年頃は、まだ、中国から海外への資金の持ち出しができる時期でしたので、直接、日本に不動産購入をする中国人はいましたが、2017年頃さかいに、一気に、中国政府の規制で、海外不動産購入を目的に資金の送金を禁止するということになりました。これで、正規の方法で、中国から日本に資金を送ることができなくなり、中国人の日本への不動産投資ブームは、ニーズがあっても、送金規制でできないということになりました。それで今回のコロナで、筆者自身も3年近く海外に行っていません。筆者は、中国と香港に法人をもっていますが、まったく現地に行くことができずに困っています。会社の維持は、会計会社に丸投げで、ビジネスを継続しているというのが、今の現状です。

会社あるが、外国法人は、活用できていないという現状です。

 

ただ、そろそろ、外国への渡航ができるようになってきましたので、そろそろ外国人対応の不動産ビジネスについて考える必要があるとおもっています。香港人や台湾人、華僑や、中国人でも外国法人をもって外国に資金を持ち出している人は、資金が中国外にあるので、問題はないのですが、中国国内で人民元を持っている富裕者に対するビジネスというのは、これは、資金の持ち出しが自由でないということで、高級物件を売却するといよりも、今後考えられる展開として、仕入れ価格のあまり高くない、日本の地方の空き家ニーズが出ると考えています。つまり、1000万円 50万元程度の購入価格にニーズです。

 

それくらいの中古の日本の地方都市の不動産物件を購入して、それをリフォームして使うニーズは相当あるでしょう。ただ、この場合、日本での不動産管理の仕組み、納税の仕組み、ゴミ出し、近隣との関係など、習慣が理解できなくてトラブルになるケースが増える可能性が高いと言えます。

その問題点をどうするのか?また、中長期で日本移住をして、用事のあるときに中国に戻るという中国人投資家、経営者は増えると考えられます。特に、今回のゼロコロナ対応によるロックダウンは、都市部に住んでいる所得の高い中国人にとっては、我慢はするが、経験はしたくないということで、エスケープする話が増えます。そうなれば、治安がよく、物価も高くない、飛行機で2,3時間で移動できる日本は、中国人にとって人気の出る外国ということになります。

 

長期ビザがでなくても、3ヶ月滞在できるビザがあれば、飛行機で往復して、日本と中国を行ったり来たりする生活をする人は相当いると考えられます。筆者も逆で、コロナ前は、上海にマンションを借りて、上海と東京を行ったり来たりしていました。筆者の場合は、上海にずっと滞在していなかったので、上海の中心地から30Kmほど離れた上海の郊外にマンションを借りていました。その理由は、上海の中心地のマンションがバカ高で、時々しか行かないマンションにそんな費用は払ってられないということで、上海の中心地から高速利用で、40分ほどで行ける上海の郊外にマンションを借りていました。

 

筆者が上海で行っていたこと同じような逆の行動する中国人は、必ず多くいます。東京の中心地は、家賃が高いので、電車で1時間ほど離れたエリアで格安物件を探して、用事のあるときに都心部に出てくるというライフスタイル。

 

上海も郊外のマンションは、5万円もだせば、まあまあいいマンションが借りられますが、中心地は、30万円~50万円もします。つまり、東京で言えば、港区などの一等地と同等の価格、それ以上のコストが不動産にかかるといえます。東京の近郊でも、千葉方面や、さいたま、茨城方面まで、快速電車で1時間という距離を考えたら、そこまで行けば、不動産価格はやすくなります。バブルの時代のベットタウンということになりますが、今は空き家が目立つようになっており、ある千葉の地方自治体の人が話していましたが、空き家がこのまま増え続ければ、千葉の近郊の市町村も不動産価格が空き家が多く、値段がつかないほど、崩壊する可能性があると話していたことを思い出しました。

 

つまり、日本は、一極集中、住所重視の都心部は、高騰を続けますが、そこから、電車で1時間、50Km以上の圏外は、限界集落と言われう時代が目の前に来ているといえます。これは、大阪や、名古屋などの地方主要都市近郊でも同じことが起こっています。

 

しかし、毎日、都心に出勤する予定のない人からいえば、離れていても大丈夫、そんなニーズで、日本の空き家というのは、外国人の新しいニーズになることは間違いないのです。

 

さきほども、述べましたが、日本人は、もともと外国人があまり得意ではないので、どのようにして、その問題点をクリアーするのか?ということがあります。ある意味、廃墟になるくらいなら、外国人居住区を作って、中国で言う「小区 シャオチュ」のようなもので、実験的にエリアわけして生活居住をおこなえば、近隣とのトラブルの問題が解消できるかもしれません。そんな事を言うと、日本で、中国化するのはゴメンだ運動が起こりそうですから、ビジネスのニーズの観点と、日本人感情のギャップがあります。

 

ただ、人口減少をして限界集落で、限界を超えた集落は、廃墟になって捨てるくらいならば、外国人のワーケーションとしての仕組みが限界集落を救う可能性があると思っています。

 

今、バブルの資産といわれる湯沢などが少し話題になっていますが、日本中に多数あるそんな問題点を考える必要がります。

現実、毎年日本の人口が、30万人から50万人減る現実があり、2050年までに、3000万人減少するということです。

また、今の出生人数と出生率を考えれば、実際はもっと人口減少が加速して、実際は、年に100万人くらい減る可能性があります。それは人の地方の県が消滅するインパクトです。

 

筆者は、和歌山県出身ですが、和歌山の人口が100万人ですので、それが、1,2年で消滅するインパクトといえば、これたいへんなことだと思うのです。

 

つまり、日本は、この環境は日本本土すべてワーケーションとして使える国ですから、逆に日本の地方都市で、消滅しそうな限界集落を外国人が来ることができるワーケーション計画をするのがいいかともいます。

 

日本はどこでも山、海、温泉がある島国ですから、どこでもリゾートになれる可能性があります。

 

これも、日本列島をいかに活用するかの一つのアイデアだと思いますが、問題は、日本が外国人の乗っ取られるという事を言う人がいますので、人口減少で縮小を良しとするか、外国から人の受け入れを増すことで新しい取り組みをするかという選択をする時期になっていると筆者はおもっています。

アフターコロナ時代の中国人移住者についてどう考えるか?

□アフターコロナ時代の中国人移住者についてどう考えるか?

 

筆者の経営する会社では、不動産、貿易、国際金融と日本、香港、中国に法人をもってビジネスをしています。

 

今日は、不動産のビジネスについての話を書きたいと思います。昨日、中国人の日本への不動産投資についてテレビ局からインタビューがあったので、それで、ふと中国人がこのまま移民が増えたらどうなるのか?というシュミレーションを考えてみました。実は、この話は、中国の政府トップクラスの人脈から聞いたことがあります。現在、日本に住んでいる中国人は、200万人を超えています。華僑などをあわせると、日本への影響力は大きくなって来ています。就学や就職で、日本に移住をする中国人を増やすことで、中国の影響を力を強くしていきたいという考え方もあるということです。

 

さて、人口1億2500万人の日本に、中国人が1億人来ることになれば、日本は、中国化します。コロナの流行前には、1年間の中国人海外渡航者は、延べ1億人を超えており、訪日中国人も1000万人の大台に乗ってきたという話もありました。たしかに、2019年ころの日本は、東京でも大阪でも、人の集まる場所に、中国語ありというくらい、中国の勢いを感じました。

 

特に、大阪の心斎橋などは、店員も看板も中国語化が進み、道頓堀のナンパ橋も日本人の若者の集まる場所は、中国人観光客の写真撮影スポットになっていました。筆者もその事実に驚きました。

 

さて、ニセコなどの北海道の業者からも香港人と、オーストラリア人が不動産投資をしており、都内の一等地レベルで、あの田舎町の不動産価格が高騰しているという話がありました。

 

田舎でも、外国人からみれば、最高の居住地だと思える場所は、日本には色々あるかと思います。正直、筆者は、中国に1997年から2013年に住んでおり、そこからも2重生活で、コロナになる前まで、日本と、中国を往来してビジネスと生活をしていました。

 

そこで感じたことは、たしかに、日本人の筆者にとっては、確実に日本の環境はいいと言えます。中国の黄砂は、半端なくすごく、まさに、ホコリの中で生きているようなもので、あれを経験すれば、日本の空気は、かなり高級品と感じるでしょう。中国では、空気清浄機は、昔なかったのですが、日本メーカーが売り始めると、一気に100倍の売れ行きになったという話もありましたので、豊かになれば、命を守ることをすることに金を使うといえます。

 

2019年には、中国の不動産開発企業の数社から、日本の田舎で中国人のベットタウンの建設をしたいという依頼もあり、広い土地があるのか?デベロッパーとして中国企業が参加することができるのか?など、聞かれたことがあります。

 

中国は、ゼロコロナを目指しており、今は、外国と移動を相当制限しているために、なかなか、難しいのですが、言えることは、潜在的なニーズはあります。中国人にとって、日本の地方都市の不便すぎない地域で、不動産の安く、環境のいい土地は、関心があるのは事実でしょう。

 

また、今回のゼロコロナで厳しいロックダウンを経験した中国人の中には、逃げ場所を探すということで、飛行機で2時間以内で移動でいる日本は、当然魅力的になります。

 

ただ、中国から文化、商習慣の違い中国人が、多く日本にやってくると、それを嫌がる日本人も相当多くあり、迷惑を感じる人も相当出ると考えられます。しかし、きちんと納税して、常識ある人であれば、これは、人口減少で困る自治体にとっては外国人の移住は、感慨できる部分もあれば、そうでない部分もあるでしょう。

 

いずれにしろ、日本は今、毎年30万人から50万人の人口減少に転じています。間違いなく空き家も増え、地方都市は、消滅可能性都市としての道のりを歩むことになります。

 

外国人留学生、外国人就学者の受け入れ、それに対して、日本の常識、語学教育、日本のなかで生活する道徳心などを養うことができれば、どこの人でも良い人も、悪い人もいます。よって、この部分の移住者に対する人の教育というのが、今後、大きな課題になることは、間違いないでしょう。

 

筆者は、確実に、アフターコロナの日本には、外国人移住者は増えるとは、思いますが、それに対して、同対応していくかの人の教育が間に合わないことでのトラブルが、今後の課題になります。

 

 

 

円安になったので中国人が日本の不動産の爆買をおこなっているのか?というテレビインタビューがあった!

□円安になったので中国人が日本の不動産の爆買をおこなっているのか?というテレビインタビューがあった!

 

さて、弊社は、中国ビジネスを中心に20数年商売をおこなっていますので、中国関連についての取材を受けることが時々あります。

 

そのなかで、中国人の不動産の爆買があるのか?という質問を時々受けますが、実際には、中国在住の中国人で、現時点で中国から資金を海外に持ち出していない人が、日本で不動産の爆買をするのか?といえば、それはできないという回答になります。

 

なぜならば、中国から不動産投資を目的に海外送金ができないという規定があります。今から4年ほど前までは、中国系の日本にある銀行は、中国国内である金融商品を購入すれば、それが担保になり、日本の中国系銀行が不動産担保ローンを貸し出したということがありましたが、今はそのようなサービスは行っていないということです。すなわち、日本に在住をして投資ビザをもって、何らかの収入源や投資のリターンのある中国人投資家は、日本で不動産を買うことがありますが、中国国内にいる富裕者層がコロナで渡航が難しい今、日本にネットだけで投資をして購入するということは、まずないということが言えます。インターネットニュースなどそのようなニュースを時々見ますが、たしかにそのようなことがあるのかと思いますが、中国ビジネスの特徴である1あることは10以上誇張して説明する傾向がありますので、それらの噂話を鵜呑みにしないということが大切だと思います。

 

いずれにしろ、外国からの渡航制限がなくなり、自由に渡航ができるようになれば、筆者の考えでは、日本の地方の1000万円以下の物件は、中国人が結構買うようになるのでないかと思っています。

 

それは、今回のゼロコロナ政策で、完全にロックダウンをされた海外都市部の富裕者層は、またロックされれば困るという意識も強いので、逃げ場を探すと考えられます。そのときに、日本でも人口が10万人から30万人程度の中規模都市は、利便性も高く、物価も不動産も安いことで、絶対、都心の真ん中に住む必要のない中国人の自由人である投資家などは、コストパフォーマンスの高い住宅に目が向くと考えられます。

 

また、地方の温泉リゾートなども人気が出るかと思われます。日本では、バブルの遺産といわれた過疎化するリゾート地などに関心をもつ中国人投資家が増えると考えています。

 

中国からの投資は、親戚家族で、一人100万円くらい手持ちで持ってきて、数人で運べる金額で日本の不動産を買って、そこを拠点に、テレワーク的な仕事をする投資家が増えることが予想できます。

 

ある意味、鉄道網が発展した日本は、交通の便もよく、物価も安く、不動産も安い、空き家も多く、中長期移住には、いい場所と考えられます。中国の海岸部と日本では、飛行機での移動が2時間ですから、中国人から言えば、国内旅行みたいな話で、中国国内でもまだまだ遠い場所があります。

 

そんなことを考えれば、外国という距離といえない日本に投資額1000万円ほどの日本の拠点をほしいと考える中国人は多くいるでしょう。今、1元=20円(日本円)という超円安で、人民元高になっています。筆者も中国と20年以上関わっていますが、この円安は、正直困ったものですが、ある意味、アフターコロナで中国人投資家向けに、エスケープタウンとしての日本というとある意味、今回のゼロコロナ政策で、嫌気が差した若者層の中国人の移住先の拠点に日本が選ばれる可能性は高いと言えます。

 

今日の電話でのテレビ取材を通じて、そんな事を話し思いました。