中国ビジネスサービスのご紹介

弊社は、日本と中国の中小企業を結びつけ、貿易ビジネスのサポートを提供しております。特に、建築資材の分野に注力し、中国の工場から多彩な建材、インテリア家具、照明器具などを調達し、日本の現場へお届けする支援を行っています。

中国からの資材調達のメリット

日本の商業建築で使用される資材を中国から調達することで、多様な建築資材の入手が可能となります。さらに、オリジナルのオーダー商品も製作でき、日本国内で特注品を依頼する際に比べ、コストを抑えることができます。

モジュラー住宅の提案

近年、弊社が特に力を入れているのが、モジュラー住宅、すなわち移動可能な住宅の提案です。これは、40フィートや20フィートのコンテナサイズを基盤とし、その内部に住宅設備を設置することで、多様なシーンでの利用を可能にしています。

日本国内では、建築資材や工事費の高騰が続いており、モジュラー方式で海外から輸入し、現場で簡単に組み立てるタイプの住宅が今後ますます注目を集めると考えられます。

コンテナハウスの特徴と利点

中国で日本のJIS規格の鋼材を使用して製造されたコンテナハウスは、日本の建築許可を取得することも可能です。弊社は、そのようなJIS鋼材を用いた中国製のコンテナハウスを積極的にメーカーと提携し、日本向けの商材開発を進めています。

コンテナハウスは高い耐久性を持ち、適切なメンテナンスを行えば100年以上の使用が可能とされています。海上コンテナを基盤とした構造で、高い強度を持ち、ボルト止めでモジュール化されているため、トレーラーで牽引して簡単に移動することができます。

これにより、住宅は「移動できるもの」という新しい概念が生まれます。固定資産税は動かない資産に課せられますが、コンテナハウスは移動可能なため、その概念を覆します。ライフスタイルや住む場所の変化に応じて、家自体も引っ越しできる時代が到来すると言えるでしょう。

ビジネスへの応用

コンテナハウスは住宅だけでなく、事務所や商業用途にも適しています。例えば、事務所や店舗の移転時にも、土地さえあれば牽引して移動することが可能です。ビジネスにおける最大の投資である不動産コストを削減し、必要に応じて移転できることで、ビジネスシーンにおいて大きなメリットを生むでしょう。

特に、店舗は交通網の変化によって人の流れが変わることがあります。人通りの多かった場所が、新しい交通システムの導入で人の流れが変わることもあります。その際、店舗自体を新しい場所に移動できるのがコンテナハウスの強みです。さらに、モジュール化されているため、店舗の規模を簡単に拡張・縮小することも可能です。

中古市場と将来性

現在、コンテナハウスの中古市場はまだ大きくありませんが、移動可能な特性から、今後価値が高まると考えられます。一般的な不動産は、立地や周辺環境に価値が大きく依存しますが、コンテナハウスは移動可能であるため、建物自体に価値が生まれます。適切なメンテナンスを行えば、100年以上の使用が可能で、何度でも再利用できる点で、その価値は計り知れません。

弊社の取り組み

弊社は、このような新しい不動産価値を生み出すコンテナハウスに注目し、日本の中小企業が導入しやすい仕組みを提供しています。同時に、大型の蓄電池システムや太陽光システムと組み合わせることで、移動可能で電気代のかからない店舗や住宅の実現も目指しています。

例えば、コンテナ内に大型の蓄電池を設置し、小規模な集落の電力を蓄電するシステムも提案しています。電力は常に必要以上に発電され、その余剰分は放出されています。蓄電池システムを活用することで、余剰電力を蓄え、電力不足時に供給することで、発電の無駄をなくすことが重要となっています。

災害対策と今後の展望

このようなシステムの住宅は、大規模な災害によって生活インフラが停止した場合でも対応可能です。また、周辺の土地が使用不能になった場合でも、状況に応じて移転することができます。

近年、日本では大型の台風や大規模な地震などの災害が多発しており、住宅に対する考え方が多様化しています。その中で、移動可能なモジュラー住宅や、太陽光と大型蓄電池システムを組み合わせた災害に強い住宅、さらには災害時に移転可能な住宅の需要が高まると考えられます。

弊社は、このような商材を日本向けに開発し、日本の中小企業様の新しい商材づくりを支援してまいります。

 

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