考えていることを文章化することで、イメージを現実化する。

海外ビジネスを主体に長年、商売を行ってきましたが、コロナが流行してからは、海外に行けない生活が2年も続いています。今は日本国内は随分状況がよくなっていますが、現在も渡航が難しい中で、このまま海外中心のビジネスモデルで継続することを考えていいのかという岐路煮立っているように思います。国内回帰ではないですが、常に海外展開ということを考えるよりも、日本国内で何ができるかということに焦点をおいたほうがいいかと思っています。国際金融のことを考えれば、香港の会社は使いみちがありますので、それは継続してつづけますが、事業は、日本を中心考えてビジネス展開を考えていきます。

私自身も、2年間近く、コロナに感染しては危ないということで、2年間近く隠れていましたが、最近は、そろそろ活動していいのではと思って、外に出て動き始めています。そのなかで、思うのが、海外展開ができないビジネスモデルですと、1997年から海外に出ている自分としては、正直、何をターゲットにビジネスの話をして生きていくのか悩むところがあります。

日本のドメスティックなビジネスモデル、それで、今からでもできることという集約を考えれば、6年ほど前から始めている宅建業者としての不動産業があります。東京都から宅地取引免許を取得して業者登録しており、業務的には、ネット経由、知人経由で、物件の仲介を中心に売買と賃貸をおこなっています。これは、ドメスティックなビジネスな展開になります。ほかは、建築資材の貿易業務になりますが、これは、海外に自由に渡航できないということで、現地に行かなかい形での取引だけになりますので、あまり、積極的にできる作業ではなくなっています。うちのビジネスモデルは、店舗や商用施設などに必要な店舗什器、家具、インテリア、建築資材を現場に合わせて作成して、中国から日本の現場にコンテナで輸送するというのがビジネスですから、現地での細かい対応ができないとなれば、ビジネスに支障が出てきています。

よって、今の段階でいえば、積極的にビジネスができることといえば、ドメスティックな日本国内、特に今いる地域で完結できるビジネスモデル以外は、なかなかビジネスの展開を考えたところで、できることが少ないといえます。

人が生きていく上で、自らはどのような存在であるかを作って生きるのが、人間の生き方だと思います。自分自身は、何をしている人物なんだ。というビジネスドメインが重要になります。

突然、コロナが自らのライフスタイルにパラダイムシフトを起こしたことは言えます。今までできていたことが容易にできなくなる。これは、困ることです。

しかし、その事を考えていても仕方ないでの、今ある資源を最大限に活用することが大切だと思っています。

ということで、麻布十番の不動産屋としてのビジネスドメインを強調することにします。目の前にある資源を最大限に使うといえば、海外ビジネスの展開が難しくなった今は、国内で投資していた案件というのは、うちは、宅建業者ですから、この部分だけは、ドメスティックで海外ビジネスに限定しなくても商売になることになります。

その他は、企業向けコンサルティング業務は、依頼があればおこなっていくことにします。

基本的に書くことでイメージを作るタイプですから、自ら思うことは文章に書き残すようにしています。やはり、何をやりたいか、どうしたしたいかは、まずは、イメージを考えて、言語化することで、そのなかで自ら何をすべきかを探すということが重要かと思っています。