(ビジネスコラム)嘘は普通の社会になった日本のビジネスシーン

(ビジネスコラム)嘘は普通の社会になった日本のビジネスシーン

 

国内ビジネスに力を入れ始めて4,5年の時間が過ぎましたが、やはり、日本のビジネスは、性善説でのビジネスは間違いだということが結論付きました。完全に性悪説です。つまり、「騙された奴はバカ、騙したても利益をもってきた奴は、偉い」ということになります。

中国ビジネスこんな話をよく言われています。

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「黒い猫でも白い猫でも鼠を捕るのが良い猫だ」(くろいねこでもしろいねこでもねずみをとるのがよいねこだ、中国語: 不管黑猫白猫,能捉到老鼠就是好猫)とは、中国共産党の指導者鄧小平に帰せられる有名な言葉であり、その考え方を猫論、白猫黒猫論、黒猫白猫論ともいう。

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これは、鄧小平主席が言った話として有名な話ですが、どんな方法をとっても、結論、獲物(金)を稼いだ奴は偉いという概念です。

 

こんな話を言うと、なんとモラルのない人が多いということをいいますが、直接的危害がなくても、言葉の嘘は、全く問題ないということになります。どんな理由であれ稼ぐことの重要性を説いたのです。確かに、豊かになるということは、多少手段を選ばないという概念が重要であります。

よって、結論、日本は、今、東京で小さい商売をしていると感じることは、答えは、性悪説の世界が横行して、そのなかで、どんな理由であれ、金を稼ぐのが偉いという考え方になります。

これが今の日本の現実だと感じることがあります。失われた30年ということを言いますが、経済力の低下が、日本人の心も大きく変えて、騙しが普通の横行する世界になっているといえます。

 

なぜ、ここまで嘘が普通に言える時代になったのか?もともと日本は嘘が多かったのか?ビジネスにおいて、コンプライアンスというものが、厳しくなった反面、締め付けがおおきくなったので、コンプライアンスの確認をだますための嘘がブラッシュアップしているといのが、もしかしたら、リスクマネージメントの結果、日本のビジネスシーンでの嘘が拡大しているのかもしれません。つまり、嘘が美徳時代といえます。可憐な嘘をつき、金儲けをするのが、日本のビジネスシーンで一番大切なことであるといえます。

なんだか、文化大革命後の改革解放路線の中国と同じような時代を感じます。つまり、貧しくなると、人は国民性は関係なく、そうなるということが言えます。