中国ビジネスを無視して通れない理由は、客家の存在を知る

【中国ビジネスを無視して通れない理由は、客家の存在を知る】

中国ビジネスについて言えば、2022年から日本にとっても精神的に大改革をしなければいけない時期に来ている言える。中国との関係で色々日本では言われているが、中国といっても、中国人は、東南アジア、ASEAN諸国で製造業などの商売をしている人の多くは、福建省や広東省からのASEAN諸国に移民した華僑である。

中国でもその人材を利用しようと、一帯一路でも福建華僑を使って、ASEAN諸国のビジネスを広げようと相当力を入れたのは事実である。

それは、日本では報道されていないが、中国政府は、福建華僑を支援をして、どんどんビジネスをするように推奨していた。現在でもその動きは続いている。すなわち、ASEAN諸国で大きな力を持っている中国華僑のふるさとも中国人、漢民族であることがいえます。

よって、日本の報道をみていると中国に対していろいろ難しい話をしていますが、政治はなしとビジネスの話を同じ路線で説明する傾向がつよくなりますが、政治は、政治、ビジネスは、ビジネスということで分けてかんがえなければ、日本はRCEPが始まり、中国とASEAN諸国の自由貿易がはじまれば、うまく仲間に入れないという自体になってはいけません。

ASEAN諸国のどの国でも大きい商売をしているのは、華僑マネーであるということです。彼らのふるさとは、福建省、広東省であるということを理解した上で、ASEANとの商売を考える必要があります。

中国では歴史的に、終われてASEAN諸国に移民した人は、客家(はっか)と言われた人たちのことです。このネットワークは中国からASEAN諸国に広がり、親族や血縁関係で強固なネットワークを持っています。

ASEAN諸国でのトヨタ自働車の成功という話を、ある元トヨタの幹部に聞いたことがありますが、ASEAN諸国の総代理店は、中国系の華僑資本に頼ったということです。それで、大きく市場を伸ばすことができたと言う話を聞いたことがあります。

インドネシアの華僑は、1%華僑資本が99%インドネシア人の経済を握っているという話もあり、中国といっても、華僑ももともとは、同じ客家であると言えます。よって、中国といっても、一つの中国民族というイメージで考えれば、間違いが起こります。

中国ビジネスにおいて、客家のネットワークは非常に重要になります。この部分に築いて、うまく商流を掴んだ企業は成功したと言えます。