中国の鎖国政策を見て感じること

中国の鎖国政策を見て感じること

最近の中国関連のニュースを見ていると どうも 中国が これから開放に向かうというよりも 中国は自らの鎖国 計画を推進しているように感じます。

鎖国 計画と言っても 人民元 決済できる環境にある国とは取引はするがそれ以外の国とは 取引しないという意味です。

実はこの裏には通貨政策と外貨準備高 などの問題というものが隠れているのかと思っています。

ビジネス環境といえば 中国は内需拡大をひたすら 対外貿易や 対外投資に関しては これから積極的な動きはあまり見せないのではないかという風に考えています。

つまり 海外投資をしようと思えば 国際流通通貨 すなわち 海外への支払いが必要となれば外貨建て 決算をしなければいけない という問題が起こってきます。

そうなれば 裏付けとなる中央銀行が持つ 外貨建て すなわち ゴールドおよび外貨の担保力というものが これから 問われるようになり ます。

よってこれから起こる大きなこと というものはどういうことが起きるかといえば ゴールドクレジットを持った西側諸国 とゴールドクレジットを持たない 第3国という風な分裂が生じ 経済が大きく二分するということが考えられます。

いずれにしろ 今後 2つの勢力によって分裂を起こす可能性が大きくなってきたと言えます これは通貨政策におけるゴールドクレジットを持ったグループ とそうでないグループというところの分かれ目が2つの世界を作り上げると言えます。