日中間の商取引促進のための支援機構として

(日中間の商取引促進のための支援機構として)

日中間ビジネスの促進ということで、弊社が提案するのは、中国とのプチ貿易の重要性だと思います。現在、物流面、送金面でも、非常に便利なサービスが展開されており、日中間の商取引は、すでに外国との取引をしているという感覚でなく、限りなく国内取引をしているような環境で取引できるようになっています。

ただ、言語の違いで、取引をする際に、障壁になる部分がありますが、その部分が問題なくなれば、実は、今は非常に便利にプチ貿易を可能としています。

私自身も中国商材の取引は、1994年ころから行っていますが、その当時にくらべて非常に取引が簡単になっています。今はチャットアプリで連絡を取り、送金サービスで瞬時に日中間の支払い業務ができます。日中間の国際宅急便サービスも発展してきていますので、実は取引おいて、物理的な障壁が殆どなくなってきています。

弊社は、基本的には、商店建築などの建築資材、家具、インテリアの特注オーダーの製品輸入を行っていますが、そのような中での取引においても、サンプルの輸入など、小さい貿易業が発生しています。しかし、今は、中国の小さい企業であっても、取引対応できる時代になっています。

ですから、何を言いたいのか?といえば、日中間の貿易業務は、すでに障壁は、ほぼ取り除かれたということが言えます。

昔は、中国との取引は、貿易権などの権限が必要であり、また、貿易会計なども複雑でしたが、今は、一部の商品に関しては、商検という特別な商品検査書が必要な商材がありますが、一般的な商品に関しては、普通にコンテナ単位でも貿易ができます。ただ、少しテクニックはいりますが、これは、この部分のノウハウは、弊社の得意とするところです。

いずれにしろ、中国から日本へ商材を輸入するという点では、非常に簡単にできる時代が来ました。

中国への輸出ということで、中国貿易を考えている企業はありますが、これは、一時期、自由貿易区で海外製品を自由に入れる事ができるという制度が話題になりましたが、中国もWTOに加入したことで、開放路線をとっていますが、自由にするという話ではありますが、まだ完全に自由ではないというところもあります。

国内産業保護が強く出ているといえます。
しかし、日本における最大の貿易相手国は、中国ということもありますので、その市場を無視することができません。日中間の商取引促進のために、JCBOの活動があります。