【中国建材、家具を作った店舗づくりについて】

私が行ってきた案件で割合多いのが、飲食店の開業の際の店舗内装につかう建材、家具、建具、インテリアなどの必要な商品を中国から日本の現場に輸入するという案件を多数行ってきました。

実際には、2004年からこの事業は行っておりますので数百件の案件をおこなったと思います。基本的には商用建築といわれるジャンルの資材関連の仕入れの業務になります。

2017年に作った大型レストランは、商店建築という雑誌に2ヶ月特集されるような、大型物件まで手掛けています。

小さい物件は、15坪程度の店舗内装に必要なもの一式を中国の各地の向上から仕入れて、それをコンテナに入れて日本の建築現場に直送するという仕事です。

一般的に、店舗工事におけるC工事といわれる内装に関する部分の工事に必要な化粧をするための資材を中国で仕入れるということを行います。

たしかに、コスト面では、中国も昔のように激安ということはいかないのですが、特注でなんでも造ってもらえることや、建築資材の種類も多くデザイン性に富んだ内外装を作りたいということでしたら、種類の多さでは、中国からの仕入れは非常におもしろいとおもいます。

基本的には、中国のメーカーから直送していろいろ必要な部材をまとめて輸入をしているのですが、今はコロナの流行の結果、現地での確認ができない点がありますが、映像と動画を中国から送ってもらい、だいたいの商品の内容を確認いています。

2020年から2021年は、コロナの影響で飲食店などの開業が非常に少なくなり、案件も減りましたが、今、コロナも落ち着きましたので、店舗内装におけるC工事における内装部材の中国からの仕入れ業務もいろいろ案件が出てくるのではないかと思っています。

実際に、新規の店舗の出店計画の資材輸入の案件も新規で相談がはいっていますので、来年度は、この事業はいろいろまた新しい展開になるでしょう。

最近、思うのですが、不動産の案件でも開業のためのテナントの相談が増えていますので、あまり意識はしていませんが、そのジャンルの仕事は縁があるのでしょうね。

一番長く続いている商売は、この中国からの商用建築の資材調達のための貿易事業です。

日本の職人は高齢化しており、どんどんやめているという現状で、職人技術のいる店舗内装では、外国の職人に頼る以外方法がないと言えます。最近は、中国も若者は日本と同じく職人になる人は少ないのですが、まだ、日本より絶対的人数はいます。このビジネスモデルは、あと10年は問題なく続けられると思います。2022年からRCEPがはじまり、自由貿易が始まりますので、それを考えても、日本国内に発注するような感覚で、中国の中小企業にいろいろ商材を発注する時代が普通になるのでしょうね。

そんな予感があります。日本にはないものは、RCEPの自由貿易圏の国々の中小企業に発注するというのが当たり前の世界が近い将来、必ずきます。

昔、中国プチ貿易が、いいという文章を随分昔、ブログで書いていたことがありまうが、まさに、普通にプチ貿易がRCEPの国々とはじまるようになります。

時代の変化が来ていますね。

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