中国ビジネスをうまくするための鉄則

中国ビジネスをして生き残るには一番簡単な方法というのは中国で当局にプラスになる宣伝をすることです。

それはどんな国でもそうだと思いますがマイナスの報道する人は嫌われます。

特に中国にように政府の力が強い国では中国の方針に合わすような話をしていくことが一番重要だと思います。

当方も長年上海でビジネスはしていましたが企業誘致の事業を行っておりました。
中国の共産党の中には外国企業誘致をする専門の部門がありその人民政府の職員は外国企業との繋がりを持とうとします。
その際外国との繋がりの強い外国人と関係性を保とうとするのは当然の行為であり彼らの仕事を応援してあげるということをすれば必ず地元の人民政府はマイナスにはしないようにしてくれます。

中国という国は実は難しいようでわかりやすい国です。

その人がその国にとってプラスになるかマイナスになるかをすぐに判断してプラスになる人には協力的にしますがマイナスだと思ったら一瞬にして追い出してます。

常に中国の安全局はそのように人物の調査をしております。

特に外国人の企業代表者やメディアそして政府関係の仕事をしている人は確実に盗聴はされていると言われています。

それは情報を明確に理解する上で彼らにとっては当たり前の行為だと思っています。

ですから日本人であろうと思う中国でビジネスをしたければ当局が考えている方向性でビジネスをすることが生き残るためのポイントになります。

大手中国企業がスポンサーだという風に書いておりますが中国の大手企業と言えば全て企業の中に共産党があり企業の経営者と共産党の書記が同在しています。
これは日本にはない仕組みですが必ず大企業には共産党が社内に存在するというのが中国の特徴になります。

よって中国の大企業の場合は企業の方針=党の方針でもあります。

そのことがわかれば中国企業とのビジネスというのは中国の共産党の考え方に従って行わなければ中国企業との取引はうまくいかないということが理解できます。