中国の不動産乱開発によって金融機関の破綻が進んでいる。

中国の不動産開発というのは見せ金が10%あれば90%は銀行からの融資という形で不動産開発デベロッパーがどんどん都市開発をしていきました。
しかもその10%の見せ金に関しても全てこれもシャドーバンキングのような外部からの借り入れですから実質資金が全くなくても銀行融資だけで不動産開発をどんどん行ったということが言えます。

つまり政府からマンション開発をするという土地を取得して元金もなく不動産の乱開発を金融機関から調達しておこなったことは最終的にこのような結果になるのは見えています。

中国は今地方から金融機関の破綻が始まっているというニュースが流れていますが不動産の価値がないような場所までたくさんのマンション開発したということが結果このような状況を招いていると言えます。

特に中国の建材や鉄鋼業その業種は非常に一時期は伸びましたが今は政府の方針で突然不動産の開発を禁止されているので一気に業績が悪化するという状況になっています。
政府の方針というのが中国は極端に出るのでこの前まで大ブームだった業種がすぐに駄目になってしまうということがあるので何が良くて何が悪いか意味が不明です。

特に建築業界は非常に力を入れ中国全土に非常に多くの建築資材や鉄鋼その他いろいろな業種ができましたが今は環境破壊が大きいということでそのような工場をどんどん閉鎖させています。

それが中国の現状だと言えます。