世界情勢の悪化、ウッドショックで思うこと

建築業界は、結構厳しいウッドショック!ということです。弊社の中国事業は、中国から日本にむけて建築資材の貿易「建材家具ドットコム」を展開していますが、この業務は、日本の建築現場に中国の建材メーカー、その他住宅、商用建築などに関する商材を現地工場に発注をして、日本の現場にコンテナ輸送をするというビジネスモデルを2004年から行っています。

数年に一度、日中の建築業界における大きく影響を与える出来事があります。2012年以降に始まった中国の環境問題に対する対応で、上海、上海近郊の建築、建材メーカーの移転、閉鎖命令が政府からでたことが、ショッキングな出来事でしたが、今回のコロナショックにおける長期、工場閉鎖、電力不足、都市封鎖、物流網のストップという出来事があり、自由に渡航もできなくなったということで、ついに、円安になり、中国貿易は、非常に影響を受けています。

私も、2004年に上海で貿易会社を起業した頃には、こんな事が起こると予想していませんでしたが、この環境を見ていれば、中国との貿易業務を不可抗力的に出来なくされているように感じて仕方ありません。

状況が改善するのを待つだけですが、せっかく作った中国外資貿易会社、これ、使っていないのでもったいないのですね。とそんな事を思っています。