欧米ルールの国際金融ビジネス

国際金融のビジネスを展開をしていると気付きことがありますが、これは資本主義のルールだなと思うことがあります。やはり、中国香港となった今、国際金融のビジネスを展開する上で障壁になることがあります。

そのことに気づいた人は、シンガポールなどの第三国に法人を移すケースが増えているのは理解ができます。すなわち、欧米ルールで行っている国際金融の世界は、共産圏との対立が明確にあり、欧米ルールの金融制度から排除する動きが明確になってきてます。

国際貿易だけを考えてビジネスをするならば、香港はいいのでしょうが、国際金融の世界でもビジネスをかんがるのであれば、アジアでは、欧米人の指定地域として良いのが、シンガポールということになっています。

また、国際金融の究極のルールを決めているのは米国ですから、米国には、実は州別に独立したルールがありますので、デラウェア州の法人は、優遇率が高いといえます。

そんなことで、私も今思っていることは、次の海外法人を作るのであれば、アジアは、シンガポール、あとは米国のデラウェア州に法人を作ることが大切かと思います。日本の金融制度を研究しても、米国と連動しているだけですから、日本よりも米国デラウェア州で法人をつくってビジネスの展開を考える方が、対日ビジネスにおいていいかもしれません。