急激な円安と日本経済の衰退の中で、感じること

急激な円安と日本経済の衰退の中で、感じること

最近の日本経済を見ていれば、一体どこに行くのか?と本当に大丈夫かと思うことがよくある。今年の1月には、1ドル=100円そこそこだったのが、現在は、145円になり、150円になろうとしている。これは、完全に通貨危機のレベルだと思うが、真剣さがないというのか、日銀も政府の傍観しているだけで、多少補助金をつけて難を凌ぐということにしているが、それも限界に達して着るように思う。これから、物価高になり、また、世界的に起こるであろう、食糧危機・・・など、経済的安全保障という面では、非常にヤバイ状況になってきているのが、今の日本の現状である。

円安に慣れば、日本製品が安く作れるので、製造業にはメリットが有るということを言う人がいますが、もう産業構造がかわってしまった日本は、円安はメリットがでるのは、環境業くらいです。これもコロナで規制がありますので、あとは、日本への不動産投資、これは、急激な円安でずいぶん安くなりましたので、これも投資価値があるかとおもいますが、コロナで商用物件の空室率はあがっています。また、過剰に供給された住宅、また、空き家問題などがあり、日本の部屋の20%以上は空き家となっていますので、ある意味、コロナが落ち着けば、外国人移住者が増える可能性が高まっています。また、ニュースで話題になっていますが、外国人のビザ取得が簡単になっていることや、永住権に関する規定もかわって、日本へ移住しやすくなっているということもあり、今後、日本への投資をして、移住、永住権の取得をする人も増える可能性があります。いずれにしろ、そのような環境整備も重要になりますね。

日本は、日本人とっての国だとおもいますが、日本人にとって、メリットが感じることが少ない状況になっているので、残念です。よほど、思い切った政策展開をしない限り、日本人は、どんどん貧困になっていきます。今進めている事業もありますが、なかなか日本人は日本のために協力する精神が少ないので、この国は、相当やばい現状があると感じる日々です。