RCEPビジネスブームが2022年以降始まる!

【RCEPビジネスブームが2022年以降始まる!】

2022年から始まるRCEPの自由貿易協定は、中国及び華僑のビジネスネットワークと日本企業との戦いということが言えます。ASEAN諸国といえども、ほとんどが、福建省や広東省からの華僑、すなわち客家による経済圏になります。10年ほど前には、中国ビジネスブームがありましたが、今度は、日本が生き残りをかけた「RCEPビジネスブーム」を起こさなければ、日本企業が完全に(中国及び華僑)客家による経済圏に負けてしまいます。

なぜ中国が進んでこのRCEPを行ったのかといえば、それは、もともと中国系のネットワークは、東南アジアとつながっており国際貿易における人民元決済の仕組みも2012年くらいからスタートしており、中国と東南アジアとの自由貿易、人民元決済の仕組みが出来上がりつつあります。

日本ではあまりに中国が行っている制度について牽制していましたが、商売熱心の中国は、仕組みをつくってきましたので、もう日本は、その市場に呑み込まれる以外ないといえる時代になってきました。

安全保障の問題を言っていますが、それと、普通のビジネスは全く関係ないです。軍需産業は、安全保障問題を訴えるためのロビー活動を政治家におこなっていますので、その問題を常に定義して軍事費を出させることが目的ですが、そこと関係ない企業にとっては、その問題を真剣にとらえすぎて、近隣諸国では何が起こっているかをまったく意識していなかったことが、日本は完全に出遅れたということが言えます。そんななかで、どうやれば、日本がRCEPという(中国と華僑)客家の世界のビジネスに入り込み、今後、日本がビジネス展開することができるのか?という課題があります。華人は、人のネットワークを重視します。
やはり、日本企業は、華人のネットワークから如何に情報共有できるかということが今後の課題になります。

そういう点でも、大陸で頑張ってきた日本人の価値が今後高まると思っています。中国ビジネス系は、冷や飯10年もたべさされていますので、ここでこの分野をもる上げることが重要かとも思っています。

RCEPビジネスブームです。