RCEP協定が2022年1月1日に発効

RCEP協定が2022年1月1日に発効

 

RCEP協定は、少なくとも6のASEAN構成国である署名国及び少なくとも3のASEAN構成国でない署名国が批准書、受諾書又は承認書を寄託者であるASEAN事務局長に寄託した日の後60日で、寄託をしたこれらの署名国について効力を生ずることとなっています。既に我が国のほかにブルネイ、カンボジア、中国、ラオス、シンガポール、タイ、ベトナムが寄託しており、2021年11月2日(火曜日)のオーストラリア及びニュージーランドの寄託によって、2022年1月1日(土曜日)に、我が国及びこれら9か国についてRCEP協定が発効することとなります。

 

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日本ではあまり報道されていないように思いますが、この貿易協定は結構すごいことだと思います。ASEANと中国など自由貿易協定で結ばれるということは、日本にとっては商機になる可能性がありますが、逆に競争が激化する可能性がありますので、日本も負けないように頑張らないと行けない時代に担ったと言えます。長年、貿易会社を経営していますが、この巨大市場が自由貿易協定でつながれば、将来的には関税なしで貿易できるようになれば、これは、大変な大きな出来事です。日本の価値を出すことをに努力しなければ、日本はアジアや新興国に負ける可能性も出てきます。2022年以降、この自由貿易協定を考えてビジネスを組み立てる必要がありますね。弊社としても、貿易会社としてこの商機をどう捉えるか、重要なターニングポイントなっていると思います。