外国とのビジネスにこだわる理由はどこにあるのか自問自答してみる。

□外国とのビジネスにこだわる理由はどこにあるのか自問自答してみる。

私自身がなぜ中国ビジネスがそんな興味を持って行なっているのかということを自問自答してみました。

実は中国人の考え方というものは複雑に見えて、日本人よりは非常にわかりやすいです。

日本人は感情をあまり口に出さずに生きていますが中国人とビジネスをしていると思ったことをすぐに口に出してくれます。

正直本音を言うので、わかりやすいといえばわかりやすいです。

日本人的に言えば、心に思っていることを何でも口にするなというのが、日本人の美徳に感じますが、やはり中国は、55の民族がいますので黙っていれば何もわからないということが言えます。

自己主張をするということが生きていく上で重要なポイントであるということは言えます。

その感覚を持って日本で対応すると、お前話しすぎという話になりますが私自身は思うのは、この言わなくてもわかる文化ということは、実は日本の支配者層から言えば庶民に黙らすという行為によって、世の中を支配してきた文化構造があると思います。

日本で年間3万人以上の自殺者がいますが、その多くは何も言わず世の中から消えていきます。

すなわち発言せずに消えていくという人が多いということは、発言しても無駄だとか、発言することに対して見えない圧力を与えているという環境が存在するからです。

と言っても、中国でも自殺者はいるのかといえば、日本よりはるかに多く年間十数万にいるということです。

これは、とくに農村部の女性が多いという話ですが、やはり身分階級があり、そこで弱い立場の人が発言できないということが、原因で消えていっているということが言えます。

世の中の難しさというものは、こういう部分からも分かりますが、世の中でいくら難しい社会になったとしても生き残って行こうと思えば必ず発言をするということが、重要だと思います。

すなわち、発言をするということは人生をつくる上で非常に重要な行為であって、発言をやめてしまえば死んだのと同じと言えます。

ですから、口やかましい人はなかなか滅びないですが、静かな人は滅びていきます。

そのことを日本では何も教えませんが、中国ビジネスを行なっていれば、そのことを非常に感じられる部分が多くあります。

ですから、私自身の考え方というものはダメ元でいいから発言してみて、結果を楽しむということに生きがいを感じていますので、それが自由に認められる大陸でのビジネスというものは意外と面白いです。

なぜ外国とのビジネスが面白いかといえば、日本の社会にも見えない身分制度があります。

ある意味勝手に順位を決められていますので、そういう順位を考えた時に外国に行ってしまえば、外人枠という特別な順位がありますから、いいか悪いかは関係なくして、日本における順位とは全く関係ないジャンルで生きていけることになります。

ですから、私自身思うのは、外国とのビジネスの面白さというものは一つは発言に対する自由があることそれとあとは日本人としてもし私が生きていけば、その現状に対する順位というものが決められていますが、外国に行ってしまえばそういうものは白紙になります。

すなわち、そういう点ではチャンスがあると言えます。

日本に帰ってきて10年くらいの歳月が過ぎましたが、未だに窮屈に感じるのは事実です。

これは決められた順位の中で生き続けなければいけないと言う、見えない暗黙のルールが存在するからです。

その暗黙のルールによって社会秩序を守っていると言い方は出来ますが人をつぶしているということも言えます。

いずれにしろ、私自身は外国との取り組みと自分自身の意見を発信するということでは、言論の自由を最大限に活用させてもらいます。

話は、なぜ中国ビジネスが好きかという題でしたが、少しずれていますが、発言するということが自由にできる環境というものは、それぞれの人の順位が関係のない外国とのビジネスは、バンバン意見を言ったもの勝ちということが言えますので、意見が言える性格を持っている人は積極的に外国とビジネスするべきです。

私は、そのように感じています。