中国ビジネスは、超氷河期時代?

中国ビジネスは、超氷河期時代?

 

筆者も、長年中国との商売をしていますが今回ほど、氷河期時代だと感じることがありませんでした。2年半以上コロナで中国への渡航ができなくなり、同時に円安で打撃、中国のサプライチェーンもどうなるか、危惧されるところです。

 

筆者が、1997年に渡航したとき、今から25年も前の話になりますが、その当時は、日本円も強く、日本がまだ先進国として中国に対して強い地位のある時代でした。あれから、25年経過して、まったく環境は変わってしまいました。

 

今は、コロナも影響して日本に戻ってきていますが、日本で生活していると、どんどん中国ビジネスは遠ざかっていきます。コロナになる前は、多少は、インバウンドビジネスとおもって中華圏の投資家に向けて日本の不動産物件の売却をしていましたが、コロナで渡航ができなくなり、その話も立ち消えてしまいました。いや、中国ビジネスは、完全に氷河期ですね。

 

もう25年前の中国とおもってビジネスを始めた頃と同じような感覚では全くビジネスができない時代になったと言えます。ということで、正直、やめはしないですが、中国ビジネスに今は、アクセル踏める要素は、筆者としてはなくなりましたので、違うジャンルのビジネスに力を入れることにしています。

それは、国際金融の世界です。

いずれにしろ、外国相手に商売をしているのは、かわりはありませんが、ビジネススタイルを変えていくことをしなければ、継続的なビジネスは難しいと言えます。中国ビジネス、10数年前のブームが懐かしいですね。過去の話ですね。

 

円安は、悪影響がある。人民元もドル建てで商売するので円安はもろに影響する。

円安は、悪影響がある。

 

さて、中国から資材調達をする貿易業務をしている企業(当社)とって、今の円安は、貿易業務の収益に影響ができます。

仕入れが高くなれば、お客様も仕入れをどうするか検討しますので、中国仕入れがいいのか?もっと安い国がないのかを探し始めます。ただ、中国ほど何でも仕入れられる国は、他に見つけにくいということになりますので、他国に簡単に写っていくということがありませんが、他国で安く仕入れることができる国があれば、そちらに流れていくことになります。

また、仕入れの予算もありますので、予算内に仕入れることができないということで、事業を残念するケースがありますので、中国からの仕入れ業務はドル建てでおこないますので、正直影響はあります。

このまま、まだまだ円安になる可能性が高いといわれていますので、この状況の打破は難しいと言えます。

最近の状況、ブログのネタが思い浮かばないが、英語力の強化に力を入れる日々

□最近の状況、ブログのネタが思い浮かばないが、英語力の強化に力を入れる日々

 

色々なジャンルでブログを書いていますが、最近、どうもブログに付いての文章が思い浮かばなく、ネタ切れしています。

そんなときあります。なんというか、文章を書くことのスランプでしょうか?

 

あまり思い浮かばないときは、なにもしないのが一番です。そうそう、個人的なことですが、最近は、英語を一生懸命勉強しています。今も仕事で、欧米とのやり取りをしていますが、やはり、バンバンやり取りをするには、英語力の強化というのが重要になります。よって、英語の学習に力を入れています。中国語は、長年、中国に住んでいましたので、中国語を話しているときは、中国人の魂が降臨してきたように、中国語で物事を考えることができるのですが、英語になると、どうも、考えながら話をするので、心と言葉との距離を感じます。語学は、今は翻訳ソフトが発展しているので、言葉の意味をつかむのは難しいとは思いませんが、語学の重要なポイントはこころで感じるということだと思っています。その部分がうまく出来るように、頑張りたいですね。来年は、もっと英語をつかった仕事を広めたいと思っています。これが今年の目標です。

 

 

急激な円安に負け続ける日本

急激な円安に負け続ける日本

 

世界情勢を見ていると、今後、一体どうなるのか?と思います。歴史の周期は、70年から80年で繰り返すという事をよく言われますが、まさに、今は、平常な状況ではないように感じます。

 

さて、急激な円安を見て日本経済もそろそろ限界に来ているのかと思います。なぜならば、日本円の価値が下がるということは、外貨からみたときに、日本が激安担っているということになります。この急激の円安は、日本を破壊しています。

 

それでも、政府は、たがくの国債を発行して、国家財政を賄っていることで、日銀の金利を上げることが出来ず、低金利政策と、いくら円安が進んでも何も策を講じないという現状になってきています。

 

1965年から始まった赤字国債の問題も、ここまで解決しなければ、活論、国家の経済を完全に破壊することになります。大きな政府の限界が来ているということがいえます。

 

そんなことを講じても仕方ないですが、このままでは、日本円の価値がどこにあるのか?また、世界の中で日本の地位が救われないほど、下落して、経済崩壊により、外資に日本が買われ、どうしようもない結果がこれから先に有るのではないかと危惧してしまいます。いずれにしろ、この状況が長期化することが良くないと感じています。

ガソリン価格の高騰

中国のガソリンの値段の高騰が話題になっていますが、ガソリンの値段は国際価格ですので、世界市場が上がれば、中国でも日本でもアメリカでも値段が高くなります。

私は、1997年、中国の上海で初めて中国で自分で車を運転してから、現在に至るまで、中国の自動車運転免許証をもっています。昔は、1L=3~4元ほどで、日本の半分くらいのガソリン代金であったということを記憶しています。

日本も1リッターあたり、60円ほど税金が加算されていますので、補助金を差し引けば、現在は、200円を超えています。中国は日本よりガソリン税は安いですが、それでも国際価格の高騰で、ガソリンが高騰しているということですね。

笑えないくらいの円安に進むニホン

笑えないくらいの円安に進むニホン

 

悪い円安という言葉が、今年の流行後になりそうです。新しい資本主義ということで、円安、資産価値の低い日本になれば、これは、一体どういうことなんだと思うのです。たしかに、金融の世界では、円が安くても高くても、相場を利用して商売をしている人から言えば、価格差が大きく出るときは、利益が上がるときということになります。ある意味、この激変する円安は、チャンスと捉える投資家も多くいるかと思います。

 

ここで問題なのは、金融投資家のマネーゲームに、普通の商売をしている人は、ついていけないといえます。日本企業の多くが輸入よる調達をしている企業も多いことから、一気に円安になれば、仕入れ価格の高騰が止まらないということもいえますが、もっと困るのが、大体、貿易の商品を発注して、海外生産して、日本に届くまで、2ヶ月から半年かかるものがありますので、これだけ円相場が変動すれば、貿易業者は、価格設定が決められず、下手をすれば、大赤字になります。正直危なくて、円建てでの商売をしたくないといえます。

 

ドル建てで海外の仕入先に対して決済する場合ですと、日本への請求書もドルで書きたいのですが、円で見積もりをつくっていると、これだけ変動されると、100円台だった円相場が140円に近づくことになっている今は、正直、ドル建ての仕入れ業者は、死にます。これ以上自体です。

よって海外仕入れに依存していた日本企業は、この円安で大赤字になります。見積もり金額を契約途中で急に上がられないということいえます。

 

正直、日本円の価値をなくす原因になります。そんなに変動するなら、日本国内の決済も、ドルやユーロで決済してくれと、顧客に言いたくなります。

それが、日本円の信用をなくすことになります。

 

この円安は、日本円の信用を自国民からも信用をなくす危機的な状況になりかねないということです。金融と普通の商売は違うのです。

ネットブックの出版について

ちょっと関心事項がありますが、多数ブログを書いていますが、それを出版するということを考えています。

アマゾンのネット出版が気軽にできるということで、興味があります。

毎日、非常に多くの文章を書いていますので、きちんとまとめて出版するというのは、おもしろそうです。

しかも、無料で気軽に本にできるというサービスは、魅力的です。ということで、時間があるときに、書籍にまとめていきたいと思っています。使い方はまだ理解はしていませんが、Wordで文章をつくったものをそのまま出版できる。製本依頼をすれば、紙で作られた本が出来上がるということですから、教育用の本などを出版するのはいい制度と思いました。

ということで、個人的なホットな話題です。

これからの時代、日本円に依存しない、外貨を稼ぐ、発展途上国の精神が必要になる。

日銀の金融政策と、政府の国債問題について考えれば、日本の円安は止まることがありません。ここで、金利引き上げ、金融引き締めをするということは、民間への待遇というよりも、政府財政が破綻への道が加速することになります。

借金を繰り返して自転車操業をするには、金融緩和を続けて、日本政府の国債の発行を支援して、日銀が買い取れる仕組みを続けなければ、GDPの2.5倍の借金のある国の借金問題は、どうしようもありません。

ということで、これは、日本円という世界で縛られていれば、インフレがどんどんひどくなり、結論、円安になり、外貨建てで計算すれば、日本は非常に貧乏になっていきます。

そのことに対してなにか対応しないのであれば、国家も経営も厳しさは解決する手段もありませんにので、外貨を稼ぐ手段を考えるのが、ベストな選択でしょう。

日本円にしがみつくと貧乏になる。外貨を稼ごう

今回の円安進行を見て、結論、考えたことは、日本国内で利益を上げるビジネスを考えるのはやめようという気持ちになった。その理由は、やはり、外貨で利益を得ることが重要であります。

日本円は、これからまだまだ円安になりますので、日本円のドル建ての賃金は下落を続けます。日本円での収入が増えない、それと、円安が進むとなれば、日本人のドル建て、ユーロ建てで考えた日本人の所得水準は激しく下落していることになります。

 

世界は収入を増やす中で、なぜ、日本は貧困にすすむのでしょうか?その原因は、日本の借金問題を解決する手段がないからです。これを何とかするということを考えるより、外貨を稼ぐ手段を作ることが重要だと考えています。よって、ちょっと考え方を変えました。

日本円でのビジネスモデルは、考えずに、外貨を稼ぐビジネスモデルということが重要になります。

世界情勢の悪化、ウッドショックで思うこと

建築業界は、結構厳しいウッドショック!ということです。弊社の中国事業は、中国から日本にむけて建築資材の貿易「建材家具ドットコム」を展開していますが、この業務は、日本の建築現場に中国の建材メーカー、その他住宅、商用建築などに関する商材を現地工場に発注をして、日本の現場にコンテナ輸送をするというビジネスモデルを2004年から行っています。

数年に一度、日中の建築業界における大きく影響を与える出来事があります。2012年以降に始まった中国の環境問題に対する対応で、上海、上海近郊の建築、建材メーカーの移転、閉鎖命令が政府からでたことが、ショッキングな出来事でしたが、今回のコロナショックにおける長期、工場閉鎖、電力不足、都市封鎖、物流網のストップという出来事があり、自由に渡航もできなくなったということで、ついに、円安になり、中国貿易は、非常に影響を受けています。

私も、2004年に上海で貿易会社を起業した頃には、こんな事が起こると予想していませんでしたが、この環境を見ていれば、中国との貿易業務を不可抗力的に出来なくされているように感じて仕方ありません。

状況が改善するのを待つだけですが、せっかく作った中国外資貿易会社、これ、使っていないのでもったいないのですね。とそんな事を思っています。