外貨持ち出し規制の厳しくなった中国


【外貨持ち出し規制の厳しくなった中国】

中国人個人投資家の悩みは、中国国内で富裕層になりたくさん人民元を持っている人でも人民元を外貨に両替して、海外送金することに規制がかかっていることである。不動産投資に熱が入っている中国ですが、問題は、送金規制、その理由に、中国の外貨準備高の目減りが激しいことが言われれている。中国の人民元の流通量を決める基準に、外貨準備高がひとつの担保基準になっている。外貨準備高が目減りすれば、通貨の過剰供給が続いているということで非難される可能性があり、神経質になっている。中国国内には多額の人民元が外貨に両替ができないという事態が起こるのは、人民元の発行額に比べて10分の一以下の外貨しかないためである。人民元総額に対して8%の基準を担保として外貨を保有していると公言しているが、実際には、中国は人民元の高騰、人件費、材料の高騰により輸出ビジネスは、思うように伸びておらず、内需型の経済にシフトしようとしてる。中国国内で、人民元で売買するには、いくらでもお金はあるという人でも、外貨になるそれだけの量を両替することができる外貨が中国国内に存在しない。

中国国内で富裕層であっても海外に行った際に、外貨にできないから、外国では、富裕層として生活することは困難になる。
貿易業務などをして外貨獲得できるビジネスを行っている中国人ならば、外貨を自由にあつめることができるのであるが、中国国内で海外とつながりのない内地の富裕層は、外国で爆買いすることができないというがいえる。
爆買い終了には、外貨規制も問題も、また、海外投資に関してもブレーキがかかっているのは、中国国内の金持ちは、外貨にすべて両替できないという現状があるので、海外でも金持ちとしてお金がつかえるかといえば、そうでないことが言える。

爆買いしたい意識が海外に向いても、人民元でいくら金があっても外国では金持ちとしていれるかといえば、そうでない理由がある。

中国としては、外貨によるブレーキをストレスに感じていることは事実で、共通通貨の誕生、基軸通貨になる手段を常に模索している。そのひとつが、携帯電話をつかった電子マネー、アリペイやウイチャットウオレットの存在である。